70年目の終戦記念日 昨日は 首相の戦後70年談話発表 

 侵略、植民地 お詫び 色々と考えさせられる。自分が殺している相手は 人ではない、敵なのだと言うセリフ 戦争とは恐ろしい。 Å級犯罪者も葬っている いつもの靖国神社への政治家の映像は 見たくない。政治と宗教は離さなくてはいけないのにどうなっているのだろう・

15日の正午のラジオ放送を 焼け出されて親戚の二階借りをしていた家の食堂で 皆が揃って 聞いた。私は少女だったが 戦争が終わったのだと言う事は 分かった。「ああ、空襲もなく 夜明るくしてもいいのだ」解放感がよぎった。だが その後も食糧難が続いたのには情けない思いをした。田舎がない我が家は お米がないので 庭で作った カボチャ、お芋、 雑草ばかり食べていた。今でも食べた雑草を見ると懐かしい気さえする。それに 焼ける前だと 衣類とか 時計、カメラなど値打ちのある物で 物々交換が出来たのだが 何一つなくなったので 我慢するしかなかった。それでも 戦争が終わった喜びの方が心が安らいだ。

 今テレビで「私たちに戦争を教えてください」の番組をしていて 色々な残酷なシーンを見て「人間魚雷」など命じた人間の恐ろしさを感じた。
その中で 「白旗の少女」の方が 出て来られて話をされている。5,6歳の少女が 白旗を掲げて歩いている様子の写真が写されていた。胸がじーんとする。生きていておられて本当によかった。 
  なんだか悲しい事ばかりを思い出してしまう。でも、目をそむけてはいけないいのだ。
 空襲の時の有様を思い出すが 今は 平和のお盆の花火 近くの土手から見えた。